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久日ぶりの小春日和、週末に東京から脱出して晩秋というか初冬というべきか、りんごのたわわに実る信州にドライブ行ってきました。目的は、とあるお寺の<くるみのおはぎ>。 この<くるみのおはぎ>は、何年か前に偶然立ち寄ったお寺で出会った忘れられない美味しいもので、ご住職の奥様のお手作りで、はるか眼下に広がる町並みを静かなお寺の一室から眺めながらいただいた<極上の一品>でした。この<くるみおはぎ>ゆえに、このお寺を忘れがたく想う不埒な参詣者です。 <おはぎ>というと、もち米のおはぎが、くるみの餡でくるんであるように思われるかもしれませんが、大きめの漆のお椀にくるみのすったものを(餡だれ)が注がれ、その上に、白くて丸い餅のような形をしたものがのせられているのです。その上品な甘みと香りになんとも言えず心引かれて、お寺を探訪するというより、あの<くるみのおはぎ>が食べたいなあという思いが、この季節になるとちらちらと頭と舌を掠めるのでした。 たどり着くまでのドライブの道々には、真赤に熟れたりんごが重そうに枝にぶら下がっていて、木の実(りんごでも柿でも梨でも)が、たわわに実っているのを見るだけでも、幸せな気分にしてくれるドライブ。もちろん、産地直送、トランクにいっぱい買って帰り、すぐジャムやコンポートにしたりケーキにしたりと大忙し! ご参考までに、この<くるみのおはぎ>は、長野県別所温泉前山寺(ぜんさんじ)(上田市前山300) でいただけます。予約を取っていくと、確実ですよ。℡0268-38-2855 お腹にも、こころにも、幸せな小春日和の一日でした。 #
by musashinoheart
| 2005-11-22 12:01
| 食
真っ赤なりんごが、八百屋さんや果物屋さんの店先に並ぶと必ず、<夕焼け色のりんごのコンポート>を作ります。りんごは必ず紅玉を選んでください。同じ赤くても、果肉の硬さや酸味が違うので、紅玉、紅玉と探してください。紅玉は10月11月頃が一番出回りますので、その時ピンク色の秋の夕焼けのようなコンポートをつくりましょう。冷蔵庫に保存すれば、10日やそこらはもちます。 材料 紅玉りんご 3~4個 砂糖 りんごの重さの2~3割 レモン汁1個分 作り方 1 紅玉を皮ごとよく洗います。小麦粉を少々手のひらにとり、水を加えて練ったものをつけて洗うとワックスやよごれがかなり落ちます。洗い終ったら、八等分して果肉と皮にむいてわけます。果肉は、水をはったボールにいれておくと色が変わりにくいです。 2 いよいよ煮ることにします。お鍋に皮と砂糖とひたひたより少し多めの水をいれ、強火で5分ほど煮ます。はじめは、薄いピンクの液になりますが、火を弱めて15分くらい煮るとだんだん濃いピンクになってきます。そこへ水を切った先ほどの八等分した果肉をくわえます。 3 ここで大切なのは、果肉を入れたら7~8分ほどで火を止めます。果肉はまだ黄色のままですが、お鍋のまま半日あるいは一昼夜放置すると、あら不思議。食べるのが惜しいほどのピンク色が果肉に浸透しています。容器に汁ごといれて、冷蔵庫で冷やしておくと、食後のデザートや、お茶の時のケーキやクッキー代わりにうってつけです。 4 もし煮すぎてぐちゃぐちゃになってしまったら、その時は素敵な器に入れて<夕焼け色のりんごのジャム>でお楽しみください。 紅玉がなくならないうちに ぜひ一度お試しください! #
by musashinoheart
| 2005-10-18 16:29
| 食
ケ・セラ・セラ はじめまして!そう若くないママです。うっかりママですが、子育てや、大好きな衣・食・住のあれこれを記録してみたいと思い立ちました。どうぞよろしく! ♪わたしが、うんと小さいとき、わたしはママにたずねました。「大きくなったら、わたし、どんなになるかしら?美人になるかしら?それともお金持ちになるかしら?」 ママが言うには、「さあ、わからない。なるようになるわ!先のことなどわからない~ケ・セラ・セラ」♪ 私が小さい頃、ラジオからよく流れていたミュージックです。このケ・セラ・セラ(さあ、わからない)という詞が気に入って、少し大きくなって生意気盛りの思春期に使っていたら、几帳面な私のしっかりママにしかられました。「そんないいかげんなことでどうするの!」と。でも、明日生きているかもわからない(もちろん生きていたいと思うのですが)危険がいっぱいの毎日、事故にも遭わず、たいしてひどい病気にもならず、よくも今日まで生きてきたものだと、無事を感謝せずにはいられないのですが、♪先のことなど、わからない~♪というのが今も実感です。 つらいことがあったら、ある時はキッチンの片隅で、又は夜寝る前に、ある時はバスや電車のつり革につかまりながらつぶやくのです。「ケ・セラ・セラ(成るようにしか成らないのではなくて、きっと良いようになるわ)」と。 時には深刻に、時にはあほらしく、ごくまれにエレガントに身辺雑記のあれこれを綴っていきます。そうそう、うっかりママの私のことを、身近の人たちは、「まねをしてはいけない魔女」とか「すっからかあさん」ともいいます。重ねて、どうぞよろしく! #
by musashinoheart
| 2005-10-18 09:56
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