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真っ赤なりんごが、八百屋さんや果物屋さんの店先に並ぶと必ず、<夕焼け色のりんごのコンポート>を作ります。りんごは必ず紅玉を選んでください。同じ赤くても、果肉の硬さや酸味が違うので、紅玉、紅玉と探してください。紅玉は10月11月頃が一番出回りますので、その時ピンク色の秋の夕焼けのようなコンポートをつくりましょう。冷蔵庫に保存すれば、10日やそこらはもちます。 材料 紅玉りんご 3~4個 砂糖 りんごの重さの2~3割 レモン汁1個分 作り方 1 紅玉を皮ごとよく洗います。小麦粉を少々手のひらにとり、水を加えて練ったものをつけて洗うとワックスやよごれがかなり落ちます。洗い終ったら、八等分して果肉と皮にむいてわけます。果肉は、水をはったボールにいれておくと色が変わりにくいです。 2 いよいよ煮ることにします。お鍋に皮と砂糖とひたひたより少し多めの水をいれ、強火で5分ほど煮ます。はじめは、薄いピンクの液になりますが、火を弱めて15分くらい煮るとだんだん濃いピンクになってきます。そこへ水を切った先ほどの八等分した果肉をくわえます。 3 ここで大切なのは、果肉を入れたら7~8分ほどで火を止めます。果肉はまだ黄色のままですが、お鍋のまま半日あるいは一昼夜放置すると、あら不思議。食べるのが惜しいほどのピンク色が果肉に浸透しています。容器に汁ごといれて、冷蔵庫で冷やしておくと、食後のデザートや、お茶の時のケーキやクッキー代わりにうってつけです。 4 もし煮すぎてぐちゃぐちゃになってしまったら、その時は素敵な器に入れて<夕焼け色のりんごのジャム>でお楽しみください。 紅玉がなくならないうちに ぜひ一度お試しください!
by musashinoheart
| 2005-10-18 16:29
| 食
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